作品概要 | |
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所在地 | 東京都 |
敷地面積 | 165.78㎡ |
床面積 | 129.11㎡ |
建物規模 | 地上2階建て |
構造 | 在来木造 |
2011年1月に「渡辺篤史の建もの探訪」で放送になった「犬も猫もよろこぶ家」です。
大きな室内犬と小さな猫が同居してて、彼らの住み分けができるように「キャットウォーク」を木目の板で作りました。
室内で暮らす黒猫の「ルビイ」は家の中に張り巡らしたキャットウォークをたのしそうに行き来しています。
またワンちゃんのための仕掛けも随所にとりいれています。
オウチ型の白い外観はバス通りの中でひときわ目立ちます。
シンプルで端正な形は無駄が無くコストの面でも有益になっています。
下の四角い開口が玄関ポーチで、ワンちゃんの足洗い場もあります。
また左の駐車場には2台の車が駐車可能です。
2階の正方形の窓は子世帯のリビングのもので、黒猫のルビイも外を眺められるお気に入りの窓です。
屋上テラスのある子世帯リビングです。
床はパイン材のフローリング、壁は白のクロス貼りです。
黒い壁の部分は塗装仕上げで、裏側はキッチンになっています。
らせん階段で屋上テラスへ上がる事ができます。
入居後の写真です。
部屋の周囲には木目の「キャットウォーク」が廻っています。
ルビイのための通路でもありますが、飾り棚としても機能しています。
また、屋上テラスは北向きのため、過度な直射日光は入らず、程よい光を優しく室内へ届けます。
玄関の土間は墨入りモルタル仕上げ。
奥が子世帯への階段、手前へ来ると親世帯の住戸になります。
白い引き戸は2階への階段の出入り口。
ワンちゃんの移動を制限できるように工夫してあります。
1階の浴室の様子です。
光庭を設けて明るい浴室は2世帯兼用です。
使いやすいように二世帯から入りやすい位置に設計しています。
また、子世帯にはシャワーブースを設置しています。