作品概要 | |
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所在地 | 茨城県 |
敷地面積 | 267㎡ |
床面積 | 102㎡ |
建物規模 | 木造2階建 |
構造 | 木造在来工法 |
玄関を中2階に設け、囲まれた庭に外階段でアプローチします。玄関庭は壁とドアで仕切られているため、広い道路からの視線や音を防ぐ事ができ、リビング空間は玄関引き戸を開け放って生活する事もできます。
中2階の玄関土間からは2階のリビングと1階の寝室群とへ分かれるジャンクションとして機能し、下にはご主人のための書斎コーナーがあります。
白いオウチ型の輪郭に黒い木箱を梁付けたような外観はユーモアを感じさせつつ、しっかりと個性を発信しています。
掲載メディア
渡辺篤史の建もの探訪2013年12月6日
黒の木箱の中は白い中庭空間で、床はデッキ貼りです。屋根は無く、空が見える開放的な玄関コートとなっています。引き戸玄関ドアを開けて、スキップフロアのリビングダイニングへ上がります。
リビングから、玄関コート方向を見ます。左右の壁の内側はキッチンと予備室で薄い木目のシナ合板貼り仕上げとしています。また、天井は外観にあったイエ型の形を表した勾配屋根で、天窓からは南の光が射し込みます。
リビングから壁をくぐった予備室は畳敷きとなっています。ちょっとしたお客様の宿泊にも使えるように、押し入れも備え、天井はリビングとつながっている事から、使わないときもワンルーム的なリビングの広がりの一部に見えます。