建築家と建てるコンセプトデザインハウス

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狭い建て幅に合わせた家づくり

作品概要・作品コメント

ガレージを楽しむ巾3mの家

作品概要
所在地 東京都
敷地面積 56.74m²
床面積 135.00m²
建物規模 地上3階建て+地下
構造 木造軸組構造+RC造(地下)
作品コメント

幅3mのガレージハウス。発表名は「T-3G」です。Tはお施主さんのイニシャルで、3は幅3mから、Gはガレージの略からきています。

10年住む愛着のある町を離れる気はなかったと話すTさん。今回、家を構える場所となった、東京23区内で駅から徒歩3分という好立地にはご満足されていたようですが、17坪の敷地面積内で、屋根つきガレージ、母との同居という条件をクリアできるかがポイントになりました。

Tさんの愛車の小型のオープンカーは、日本に4台しかないレアなもの。僕が住宅にこだわるように、Tさんのこだわりはやはり尊重したいなと思ったんです。また奥さんの趣味がボディボードということでガレージ奥に水場をつくり、ボードを洗えるようにしました。ちなみに玄関ドアは車の出し入れがスムーズにでき、デザイン性も高い木製の引き戸を選びました。

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ガレージを楽しむ幅3mの家写真で紹介

外観
外観
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1F部分の黒い引き戸が玄関ドアとガレージのドアを兼ねています。敷地幅が4.2m程で、両側に50cmずつ離れを取っているので、建物の芯々で幅3mとなりました。

玄関
玄関
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黒い部分が引き分けの戸で、軽く引けるハンガー式のもの。左の部分は大きなガラスFIXの窓にして、ガレージ部分に光が入る仕様。白い壁はモルタルに塗装。3方の壁は金属サイディングにして、建物の揺れに追従できるようにしました。

ダイニング
ダイニング
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リビングからダイニングを見下ろしたところ。天井の高さも身近に感じられるスケールになっています。左正面に見える縦長の窓は道路からも見え、床に反射して美しい風景をつくっています。

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キッチン
キッチン
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ダイニングの端からキッチンの半透明仕切りを見た写真。シナ合板の棚板がうっすら透けて見えています。左の壁のへこみは今後エアコンを取り付けるため。壁の厚みをくりぬいてすっぽり入るようにしてあります。

白い洞窟
白い洞窟
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細長いリビングダイニングは白い洞窟といった感じの空間に仕上げました。床はカーペット敷き込みで、床に直接座る生活を想定。天井の高さも低いところは1m程で、座ったときに落ち着く仕様に。

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住み手の声

小型オープンカー雑誌で見てその作風に惹かれ、思い切って石川さんにメールしたのが始まりでした。小型オープンカーのためのガレージ、2世帯のプライバシーと収納スペースの確保など、土地の狭さの制約のなかでも実現したいことだけはいろいろありました。

依頼したばかりのころ、石川さんからメールで「小型のオープンカーいいですね。私も1.6Lと小さめの車に乗っていて、花粉シーズン以外はサンルーフを開けて走ることが大好きです。(中略)小さな土地でも、条件が悪くても、よい計画はできるものです。」というくだりがあり、このお言葉ときめ細かい監理に支えられ、無事落成の日を迎えることができました。

住み始めて数ヶ月経つ今でも、日々変化する光や風の流れが生み出す多彩な表情にあらためて「なにか」を気づかされることが多く、空間構成のおもしろさ、巧みさを実感しています。ときを重ねた後の佇まいを楽しみに、末永く付き合っていきたいと思っています。この場をお借りして、石川さんをはじめ、ご尽力いただいたスタッフの方々や施工者のみなさんに御礼を。どうもありがとうございました!!!

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